第33節 川崎フロンターレ 対 鹿島アントラーズ (等々力陸上競技場)

061126


主審:岡田正義/天候:曇/気温:13.4℃/入場者数:17518人

川崎 3-2 鹿島

21分 鹿島 野沢拓也
51分 川崎 中村憲剛
71分 川崎 ジュニーニョ
74分 鹿島 本山雅志
89分 川崎 箕輪義信

スタメン 3-5-2

-----ジュニーニョ--我那覇和樹------

------------マギヌン-------------

マルコン--------------------飛弾暁

-------谷口博之--中村憲剛--------

---伊藤宏樹--寺田周平--箕輪義信---

------------吉原慎也-------------

SUB

GK 植草裕樹
DF 井川祐輔 ←80分飛弾
MF 鈴木達矢
MF 原田拓
MF 今野章
MF 西山貴永
FW 黒津勝 ←55分我那覇

前回は欠席したので、リーグ戦の等々力は実に一ヶ月ぶりとなりました。
ギリギリ雨の降らない天候の中、14:00キックオフ。


試合は開始から膠着した互角の展開。
特に最初の15分はお互い攻め手がなく、シュートが少なかった。
そんな中、21分に野沢に絶妙なループを決められて失点。
天然系ファンタジスタ恐るべし。
しかしこれが鹿島の前半唯一の枠内シュート。
この後はフロンターレがペースを掴み、最後の15分はシュート数が6対0と
フロンターレが圧倒するも、同点には出来ず前半終了。


後半は最初からフロンターレが圧倒。
迎えた後半6分。
飛弾のスローインからケンゴが抜け出し右アウトのシュートで同点。
スローインをした飛弾にアシストが付くという珍しい記録のオマケ付き。
その後もフロンターレが押し込むも追加点は取れず。
後半17分には相手のロングボールの処理にDFとGKがもたついた所に田代が突進。
この結果、田代が倒れる。
この一連のプレーを主審の岡田さんは何もなかったとして流す。
その判定に納得のいかなかった田代は激高。
怒りに任せ両手袋を投げつけるという行為に出る。
当然これは警告の対象となり、しかもこの試合二枚目だった田代は退場処分に。
この時のノーファール判定が試合を壊したという感想が多いとは思いますが
この時に田代のシミュレーションを取って退場処分になったならばそれも分かりますが
(判定の是非はともかく)田代の退場そのものは自業自得では…。
もし田代が愚かな行為に走らなければ、同じ人数のまま1-1で残り時間30分という状況だっただけに、厳しいことを言ってしまえば田代は自ら試合を壊してしまったとも言えてしまう…。
まあ、岡田さんが相変わらずヘボい審判なのはこの試合でも痛感したので
鹿島とは天皇杯決勝で再戦できたらいいね、ということで。


その後、両チーム一点ずつを加えて2-2で迎えた3分のロスタイム。
そのロスタイムも2分以上経過した時間に得たFK。
フロンターレは勝負に出るが鹿島にクリアされ、そのままカウンター…
と思われた次の瞬間。
フロンターレの誰かが遠めからの完璧なスライディングでボールを奪う。
それを右サイドに繋ぎクロス。
飛び込んだのは何と箕輪。
完璧なシュートがネットを揺らし、歓喜の瞬間が訪れる。
試合後に控えていた引退セレモニーなど、色々な感情が巡ったこともあったのか
ゴールを決めた箕輪だけでなく、後方の選手達も何人かその場に崩れ落ちていました。
とにもかくにもホーム最終戦で勝利を収めたフロンターレ
これで今年のリーグ戦の3位以内が確定。
セレモニーに向けて準備は整った。


引退セレモニーでは、長橋の映像にPRINCESS PRINCESSの「M」の
「あなたのいない右側に 少しは慣れたつもりでいたのに どうしてこんなに涙が出るの」
の部分を重ねるなど小粋な演出もあり、自分もかなりうるうるしていました。
長橋康弘 ありがとう
今野章 ありがとう
鬼木達 ありがとう
そしてお疲れ様。


セレモニーに最後まで付き合ってくれた鹿島サポの方々にも感謝。


※おまけ
セレモニー後、最後の一本締めを終えたGゾーン。
なんとそこに武田社長が登場し挨拶が行われました。
そこで行われた会話
社長「2位になったらACLだけど、みんな来れるか!?」
サポ「オオー!」
社長「じゃあ行こう!」
海外遠征など資金面での負担が大きいACL
予算のキツイフロンターレでは大変なことも多いと思いますが
この時の会話で、社長・サポーター共に覚悟を決めた瞬間でした。
そのためにも最終節のセレッソ戦の勝利は必須。
まだまだ消化試合にはしない。
目指せACL
それ以外の会話はゴースタ参照のこと