ナビスコ杯準々決勝 川崎フロンターレ 対 ヴァンフォーレ甲府 (国立競技場)

070715

主審:柏原丈二/天候:曇一時雨/気温:23.6℃/入場者数:10107人

川崎 3-2 甲府

12分 甲府 須藤大輔 
29分 川崎 谷口博之
64分 川崎 谷口博之
74分 甲府 須藤大輔 
88分 川崎 鄭大世

二試合合計5-5のため延長戦

川崎 1-0 甲府

延長23分 川崎 黒津勝

スタメン4-3-3

--------------ジュニーニョ--------------

--------久木野聡-------鄭大世---------

---------------谷口博之---------------

---------原田拓-------落合正幸--------

伊藤宏樹--寺田周平--箕輪義信---森勇介--

---------------相澤貴志---------------

SUB

GK 植草裕樹
DF 佐原秀樹
DF 井川祐輔 ←66分森
MF 河村崇大
MF 大橋正博 ←81分原田
FW 黒津勝 ←87分久木野
FW 我那覇和樹

フロンターレとしては2002年の天皇杯準々決勝の対鹿島戦以来、
実に4年半ぶり5回目の国立です。
あの時はクリスマス当日の夜で、むちゃくちゃ寒かった記憶があります。
後のチームメイトになるアウグストに決勝アシストを決められたのも
今となってはいい思い出ですね…。


台風の影響が懸念された試合でしたが、千駄ヶ谷に到着する頃には薄日がさすくらいの天気。
しかし、試合開始直前から黒い雲が現れ横殴りの霧雨が一時間ほど続きました。
その影響か、前半は両チームの選手が足をとられて転ぶシーンが続出。
今日はセーフティを徹底させないと危険だなと思っていたら、
自陣でボールを奪われて失点…。
それでも前半のうちにトップ下で先発の谷口が同点ゴール。
谷口は後半はほぼFWの位置でプレー。
何せ、後半のキックオフをジュニと谷口でやってましたからね。
その後、8針縫った額でヘディングゴールを決めるなど大車輪の活躍でした。
このまま2-1で終われれば良かったのですがCKから失点。
須藤がハンドしていたようにも見えましたが…。
そして迎えた後半終了間際。
途中出場の井川が右サイドを今まで見たことがないような素晴らしい突破から素晴らしいクロス。
これをテセが決めて3-2になり試合終了。
二試合で勝ち点・得失点差・アウェイゴール全てで並んだため延長戦へ。
両チーム疲労困憊といった様子の延長戦。
もしかしたらチーム創設以来、史上初のPK戦突入かと思われた延長後半。
大橋のスルーパスから黒津が決めて決勝ゴール!
いやあ、本当に死闘という感じでした。
最後まで諦めなかったからこその勝利。
日程が厳しいとか言い訳にせず、目の前のタイトル全てに立ち向かうこのチームを
本当に誇りに思います。