第13節 ジュビロ磐田 対 川崎フロンターレ (ヤマハスタジアム)

主審:砂川恵一/天候:晴/気温:24.4℃/入場者数:11686人

磐田 1-2 川崎

29分 川崎 ジュニーニョ
85分 川崎 フッキ
89分 磐田 名波浩

スタメン 3-5-2

--------黒津勝---ジュニーニョ------

-------------今野章-------------

アウグスト-----------------長橋康弘

-------谷口博之--中村憲剛--------

---伊藤宏樹--寺田周平--箕輪義信---

------------相澤貴志-------------

SUB
GK吉原慎也
DF佐原秀樹
MF相馬直樹
MF原田拓←70分今野
FWフッキ←75分黒津

通算5度目となるHUB川崎での観戦。


試合序盤は石崎サッカーを彷彿とさせるプレスで主導権を握る。
ジュビロのパスワークがいい加減だったこともあり、フロンターレのチャンスが多い展開。
アウグスト→黒津のホットラインからのダイビングヘッドは川口の好守に阻まれるも、
前半29分には奪ったボールを素早くジュニに預け、ドリブルで突破。
相手DFを崩しきる前に左足で打ったシュートは川口をかすめ右隅に決まって先制点。
ほぼ互角の数字で前半を終えるが全体的にフロンターレ優位な展開だった。
しかし、後半になると突如ジュビロのパスが回りだし、ジュビロペースとなる。
そしてジュビロのシュートシーンが続くが、シュートが軒並み枠を外れ
決定的なシーンはほぼ無かった。
ジュビロが決定力の低さを露呈したまま後半も終盤を迎える。
後半40分。
右サイドを途中出場のフッキがケンゴとのワンツーで抜け出す。
そしてPA内で鈴木秀人を華麗なまたぎフェイントでかわすと、
角度のない所から利き足ではない右足でシュート!
これがGK川口の左腕をすり抜けゴール!
シュートが目の前で決まったヤマスタのアウェイゴール裏はもちろんのこと、
フッキが交代で入った時、不満の声が多数あがったHUB川崎の店内も異常な盛り上がりに。
迎えたロスタイム。ゴールほぼ正面でファウルを取られる。
その瞬間、「あ、これは決まる」と確信した自分がいた。
どうみても名波が得意な位置。
そして「時間的にここで失点してもその後すぐに試合は終わるから絶対大丈夫」と冷静な自分がいた。
案の定、名波のFKは綺麗な放物線を描き、GK相澤の手が届かない絶妙な所に決まる。
あまりにも自分の予想通りに決まったので、悲鳴があがる店内で一人
「やっぱり名波は凄いなあ」などとのん気に関心してました。
そして試合終了。
思い起こせばリーグ戦で3連敗中だったフロンターレ
この勝利でなんとか下位定着は防げたようです。
次節は6日水曜日に等々力でFC東京戦。
一年ぶりのYMCA祭り。