一夜明けて

昨日の選評を見ると、どこかしこも口を揃えて「昇格のプレッシャーがあった」と言っていますが、
自分としてはそれだけが敗因とはとても思えません。
昨日の試合において一番いけなかったこと、それは
「点が取れなかったこと」
この一点につきると思います。では何故点が取れなかったのか?
ジュニーニュとアウグストが不在だったことは確かに痛かった。
しかしそれは予め分かっていたこと。
問題はその対策が十分に出来なかった監督にあった。
3バックが伊藤宏・箕輪・佐原の並びだった理由は納得できますが、
前の三人の組み合わせが今野・マルクス・我那覇だったことがどうしても納得できなかった。
昨日の日記にも書きましたが、この布陣では今野はまったく存在感がなかった。
ジュニーニョがいないなら、せめて彼に近いプレースタイルの選手をFWに置いて欲しかった。
ジュニーニョの代わりにマルクスというのは、明らかに普段と違うことを選手達にさせることになり、
今までのコンビネーションの蓄積を無駄にしているようにしか見えなかった。
普段の突破パターンを失った選手達が結果的にどんなプレーをしたかは、
昨日の試合を見た人が一番よく分かっているでしょう。
試合後の関塚監督の会見でそのことに触れて欲しかったのですが、
それについて質問する記者がいなかったのは残念でした。