麻生グランド増設へ

首位・川崎にボーナス…練習グラウンド2面に増設

J1首位をキープした川崎が、川崎市麻生区の練習グラウンドを現有の1面から2面に増設することが30日、分かった。W杯中断後も鹿島、G大阪の強豪を倒し首位をキープ。ナビスコ杯も4強入りしており関塚隆監督(45)の下、実力をつけたチームを親会社の富士通がバックアップ。優勝を狙えるチームへと環境も整えられる。

 W杯前と同様、中断後も再び首位で迎える川崎に豪華な“ご褒美”が贈られる。現在富士通が所有する麻生グラウンドはピッチ1面と3分の1程度のサブピッチがあるだけ。だが着実に力をつけ優勝を争うチームに富士通が資金面でバックアップ。クラブハウスから見下ろして縦1面のピッチが、雑木林を切り開く“大改造”を敢行し横に2面となる。8月にも着工。工事をしながら同場所で練習を続ける予定で、選手にもその旨が伝えられた。

 鹿島、浦和、F東京などJ1の主なチームはピッチ2面を所有。使い分けることにより年間を通して良いピッチ状態でプレーできる。環境面でも強豪の仲間入りをする川崎は初タイトルへ突っ走る。

J1首位効果がこんなところにも。
フロンターレは、試合をする等々力の芝はJ屈指の素晴らしさを誇るも
練習をしていた麻生グランドの芝はヤバイ状態になる事が多かっただけに
待ちに待った朗報です。