UEFAチャンピオンズリーグ決勝 ACミラン 対 リバプール (アタトゥルク・オリンピヤト)
主審:マヌエル・メフト・ゴンサレス/天候:晴れ/気温:不明/入場者数:70204人 ACミラン 3-3 リバプール PK 2-3 01分 ACミラン マルディーニ 39分 ACミラン クレスポ 43分 ACミラン クレスポ 54分 リバプール ジェラード 56分 リバプール シュミツェル 60分 リバプール シャビ・アロンソ PK ミラン リバプール セルジーニョ × ○ ハマン ピルロ × ○ シッセ トマソン ○ × リーセ カカ ○ ○ シュミツェル シェフチェンコ ×
頑張って徹夜して観戦しました。
開始わずか一分でミランが先制。
ここぞという場面で決めたマルディーニは凄い。
早い時間で点が入ったこともあり、両チームとも攻守の切り替えが異常に速い、
見ていて非常に楽しい展開が繰り広げられる。
しかし、なにより冴えていたのはミランの速攻。
味方がボールを持ったときのFWの動き出しが物凄く素晴らしい。
カカがスルーパスを出した瞬間にクレスポとシェフチェンコが同時に絶妙に連動して飛び出して
決定的なシーンを創った時は鳥肌が立つほどだった。
クレスポの2得点もカカのパスに両FWが巧く飛び出したもの。
ここまで綺麗にきまるともう笑うしかない。
前半だけでミランが5点は取りそうな雰囲気だった。
しかしハーフタイムを挟むとミランの集中力はぷっつりと切れてしまった。
サイドからのクロスにジェラードを完全にフリーにして失点。
直後に目の覚めるようなミドルでリバプールが2点目をゲット。
さらに畳み掛けるようにPKを獲得(判定はちょっと怪しかったけど)。
それをシャビが一度はジダに弾かれながらもキッチリ決めて、あっという間に同点に。
…開始一分でゴールとか、大量リード→同点とかフロンターレ的に物凄く見覚えのある
展開になったのには苦笑い。
まさかフロンターレの芸風がCLの決勝で見られるとは予想してなかったよ!
ここはフロンターレが時代を先駆けていたということにしておいてください。
ここからは話は一気にとんでPK戦へ。
もう完全に追いつかれた側のミランが気持ちで負けてましたね。
平静を取り戻したリバプールがキッチリ決めたのとは対象的でした。
それにしてもリバプールのGKドゥデクは面白かった(笑)。
反則ギリギリの動きで相手を威嚇してたよ。
こういうのは日本では昔エスパルスにいたシジマールがよくやっていた記憶が。
なにはともあれリバプールが欧州制覇。
おめでとうございます。
でもリバプールは来期のCLの出場権はありません。
どんなオチだよ(苦笑)。