第2節 川崎フロンターレ 対 浦和レッズ (等々力陸上競技場)

050312

主審:穴沢努/天候:曇/気温:11.0℃/入場者数:24332人

川崎 3-3 浦和

05分 川崎 ジュニーニョ
21分 浦和 酒井友之
52分 川崎 我那覇和樹
64分 川崎 アウグスト
80分 浦和 岡野雅行
89分 浦和 田中マルクス闘莉王

・青く染まる等々力

スタメン 3-5-2

-----ジュニーニョ--我那覇和樹------

-------------マルクス------------

アウグスト-----------------長橋康弘

-------久野智昭--山根巌----------

---伊藤宏樹--寺田周平--箕輪義信---

------------下川誠吾-------------

SUB
GK吉原慎也
DF佐原秀樹
MF渡辺匠  ←89分山根
MF木村誠  ←85分マルクス
FW飯尾一慶←83分我那覇

・レッズサポに向かってPKを蹴るジュニーニョ



等々力史上最高の観客数を達成したこの試合に勝者は生まれなかった。


フロンターレは前節の柏戦同様、開始直後から全力で攻める。
ただ違うのは今回は先制点を獲った事。
そして前節より明らかにスムーズになった前線の連携。
チームの要、中村憲剛の不在を感じさせない。
しかし同点ゴールを喫し、ややペースを奪われかけた状態で前半を終える。
後半は前半ほどシュートシーンはなくとも数少ないチャンスから我那覇が技ありの得点を決める。
那覇は24歳にして実に5年ぶりのJ1での得点である。
続く後半19分にも今度はアウグストがFKを直接叩き込む。
最近ではFKはマルクスに譲っていたアウグストの直接FKによる得点も久々。
絶好調だった2003年の頃のようにどんどん決めていって欲しい。
その後にはDFの裏に飛び出したジュニーニョがGKと一対一になりシュート。
これをレッズDFがゴールラインギリギリのところでクリアして得点ならず。
貪欲に4点目を狙ったフロンターレだが、このシュートがこの日最後のシュートとなる。
後半35分には途中出場の岡野に決められ、それからも防戦一方となる。
フロンターレも時折カウンターでチャンスを作るがシュートには至らない。
そして掲示されたロスタイムの3分も過ぎた後半48分に同点ゴールが決まる。
それでも再び得点を目指しフロンターレの選手がキックオフで試合を再開した瞬間に試合終了の笛が鳴る。
結果は3-3の引き分け。
どちらのチームの選手とサポーターにも笑顔なき幕切れとなった。