[サッカー]EURO2004 決勝 ポルトガル対ギリシャ

ポルトガル 0-1 ギリシャ

57分 ハリステアス

0-0でむかえた後半12分のコーナーキック
もしかしたら…と思っていたら本当にゴールが決まる。
一点リードしてしまえば、もう完全にギリシャの思いどうり。
ポルトガルは焦りの色が見え見えで空回りするだけ。
観客の一人がピッチに乱入してフィーゴバルセロナのフラッグを投げつけて、
ギリシャゴールに突進しようとも試合にはなんの影響もなく、
ロスタイムの五分もあっという間にすぎて
ルイコスタの代表引退試合の終わりをつげる笛が鳴り、
ギリシャの優勝が決まる。
今大会のギリシャは守備のチームという声が多いが、言い換えると
攻撃が出来なかったチーム、ともいえるのではないか。
事実、ギリシャは今大会の全6試合すべてにおいて相手チームよりシュートが少ないチームだった。
ギリシャのサッカーは今回は大成功を収めたが、
これからヨーロッパにギリシャの時代が到来するとはとても思えない。
そもそも2006年のドイツW杯に出場できるのか?
アテネ五輪に向けていい弾みがついたギリシャだが、これからが正念場である。